Synchondroses columnae vertebralis(脊柱の軟骨結合)Synchondroses of vertebral column せきちゅうのなんこつけつごう [TA: A03.2.02.001]

 

Symphysis intervertebralis(椎間結合)Intervertebral joint ついかんけつごう [TA: A03.2.02.002] Feneis: 056 09

 椎間の結合。椎間円板は椎間結合の一部分である。

 

Discus intervertebralis(椎間円板)Intervertebral disc ついかんえんばん [TA: A03.2.02.003] Feneis: 056 10

 椎間円板は椎体間にあって厚い円盤状をなすが、脊柱の部位によりその厚さは異なる。また個々の円板ではその中央部がもっとも厚く、辺縁がやや薄い。円板の厚さが絶対的に、また隣接する椎骨の厚さと相対して厚いほど、椎骨の可動性が大きい。胸椎の中位の椎間円板はそのいずれの意味でも最も薄い。また、頚椎と腰椎では椎間円板の前縁が後縁よりやや厚い。椎間円板の上下面は椎体の面を被う硝子軟骨層と固く結合し、組織的には明瞭な境界がなくて移行する。(1)線維輪:外周を輪状に走る部分。(2)髄核:中央にあって弾性に富む。胎生期の脊索の遺物といわれる。胎児の椎間円板中には、この部でとくに太くなる脊索が明瞭である。成人でも髄核組織の一部が脊索の遺物にあたる。椎間円板は単に椎体を結合するのみではなく、弾性体として脊柱の運動および体重をささえることに重要な役割を果たしている。脊柱の屈伸に際して椎間円板の屈側は低く圧迫され、伸側は引き延ばされるが、線維輪のラセン状の線維配列はこのような外力に対する抵抗と、変形のあとの復元とに大切な意義を有する。また、髄核はかたい線維輪のなかにあって、あたかも水枕のように作用し、圧をすべての方向に分散させるとともに屈伸に向かって若干おしつけられる。

 

Anulus fibrosus(線維輪)Anulus fibrosus せんいりん [TA: A03.2.02.004] Feneis: 056 11

 椎間円板の外周に近い部は輪状に走る線維を含む線維軟骨性の線維輪からなる。この部の軟骨基質中の膠原線維は束をなして円板の外周に平行なラセン状の走行を示し、そのラセンの傾斜が互いに直角に近く交わる多数の層ををつくる。

 

Nucleus pulposus(髄核)Nucleus pulposus ずいかく [TA: A03.2.02.005] Feneis: 056 12

 椎間円板の中心部に近づくにしたがって線維の配列は次第に疎になり、ついには細い膠原線維が疎に、不規則に配列し、その間に軟骨細胞の小群と、不定形の腔所とを含む膠様の組織となる。この部を髄核といい、水分を多量に含んで軟らかく、弾力に富む。この弾力と強い膨張性により新鮮な椎間円板を横断すると髄核が断面からふくれ出す。

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最終更新日:2003年09月19日

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