Os hyoideum(舌骨)Hyoid bone ぜつこつ [TA: A02.1.16.001] Feneis: 028 16

 下顎骨と喉頭との間で舌根部にある独立したU字形の小骨である。体、大角、小角を有する。体は舟の形を呈し、膨隆部が前方を、陥凹部が後方を向いている。前面には十字形の隆線があり、これにより4区画に分けられている。上区には外側に舌骨舌筋、内側にオトガイ舌筋がつき、下区には外側に肩甲舌骨筋、内側に胸骨舌骨筋がつく。大角は体の外側端から後上方に延びる骨片で、その先端はは肥厚する。小角は体と大角の結合部から円錐形を呈して後上方に着きだし、その先端は茎突舌骨靱帯によって側頭骨茎状突起と連結する。この靱帯はまれに骨化することがある。舌骨は系統発生的に鰓の骨格の一部に相当するもので、舌骨体の上部、小角、茎突舌骨靱帯および側頭骨茎状突起が第2臓弓軟骨、舌骨体の下部と大角が第3臓弓軟骨に由来する。Hyoideumはギリシャ語のυ(hy)に似た(eidos)という意味の形容詞。なお日本語の「舌骨」はドイツ名Zungenbeinの直訳であるが、この骨は舌の根もと(舌根)に存在して、筋肉を介して舌と密接な関係がある。

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Corpus ossis hyoidei(舌骨体)Body of hyoid bone ぜつこつたい [TA: A02.1.16.002] Feneis: 028 17

 舌骨体は長楕円扁平の骨板で、上縁は鋭く、下縁はやや厚い。前面はややふくれた粗面で舌骨上筋および舌骨下筋群の数個の筋が着く面となる。後面は滑らかでややくぼむ。

 

Cornu minus(舌骨の小角)Lesser horn of hyoid ぜつこつのしょうかく [TA: A02.1.16.003] Feneis: 028 18

 舌骨の小角は短小の錐体状で、舌骨体と大角との結合部から後上方に出で、小角の尖端は茎突舌骨靱帯によって側頭骨上の茎状突起と連結する。

 

Cornu majus(舌骨の大角)Greater horn of hyoid ぜつこつのだいかく [TA: A02.1.16.004] Feneis: 028 19

 大角は舌骨体の外側端から後上方に延びて細くなるが、その尖端はやや肥厚する(その基部には茎突舌骨靱帯がつく)。

最終更新日:2002年09月13日

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