| Ossa metacarpi; Ossa metacarpalia [I-V](中手骨、第一〜第五中手骨)Metacarpals [I-V] ちゅうしゅこつ、だいいち〜だいごちゅうしゅこつ [TA: A02.4.09.001] Feneis: 040 17 |
中手骨は手根骨の遠位にある5本の細長い管状骨である。第1中手骨が最も短いが、最も太い。最も長いのは第2中手骨で、ついで第3、第4、第5中手骨の順に短い。中手骨には頭・底・体の3部が区別できるが底は中手骨の近位端で太く、手根骨との関節面をもっている。関節面の形は中手骨によって異なり、第1中手骨は鞍状に凸、第2中手骨では中央にくぼみがみられ、第3、第4中手骨では平らである。第5中手骨では不完全な鞍状を呈する。体は後面に向かってゆるく弯曲していて底および頭より細いので、となりあう中手骨の間に中手骨間隙ができる。頭はまるく大きく、基節骨底に接する関節面がある。第3中手骨底の背面外側には小さな突起がみられ、第3中手骨の茎状突起という。
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| Basis ossis metacarpi(中手骨底)Base of metacarpal ちゅうしゅこつてい [TA: A02.4.09.002] Feneis: 040 18 |
底には手根骨に面する関節面があるが、この面の性状はそれぞれの中手骨で異なる。すなわちこの関節面は第1中手骨では内外方向に鞍状の凸面、掌背方向に凹の双曲面状である。第2中手骨の関節面はことに大きく、大菱形骨、小菱形骨および有頭骨に対向し、その中央には小菱形骨の隆起に適合する溝状のくぼみがある。第3・4中手骨ではほぼ平坦で、第5中手骨では不完全な鞍状になっている。これらの違いは、そのまま各中手骨の運動性の差として現れる。また第2〜5中手骨底の互いに向き合う側面には、中手骨同士が連結するための細長い平坦な関節面が見える。第4,5の対向面以外は掌、背側に完全、または不完全に分離している。
| Corpus ossis metacarpi(中手骨体)Shaft of metacarpal ちゅうしゅこつたい [TA: A02.4.09.003] Feneis: 040 19 |
体は前面(掌側面)が浅くくぼむゆるい弯曲をつくる。体は底および頭よち細いので、隣の中手のとの間に中手間隙ができる(ここは掌側および背側骨間筋でみたされる)。体の背側面はとくに遠位部で扁平となり、一方、掌側面の中央には縦走する隆起があるので、体の断面は三角形に近い(内外から圧平された形の中足骨とおおきく異なる点である)。
| Caput ossis metacarpi(中手骨頭)Head of metacarpal ちゅうしゅこつとう [TA: A02.4.09.004] Feneis: 040 20 |
頭はまるく大きく球状に近いが、その内外側が大きく削がれている。表面の基節骨底に対する関節面は掌側の部分がより近位まで及び、かつ、幅もやや広い。
| Processus styloideus ossis metacarpi tertii [III](第三中手骨の茎状突起)Styloid process of third metacarpal [III] けいじょうとっき、だいさんちゅうしゅこつのけいじょうとっき [TA: A02.4.09.005] Feneis: 040 22 |
第3中手骨底の後面外側端には上(近位)方に突出する茎状突起がある。

最終更新日:2002年09月13日