| Ossa metatarsi; Ossa metatarsalia [I-V](中足骨、第一〜第五中足骨)Metatarsals [I-V] ちゅうそくこつ、だいいち〜だいごちゅうそくこつ [TA: A02.5.17.001] Feneis: 052 17 |
中足の骨格で5個の長骨からなる。内側から順に第1・第2・第3・第4および第5中足骨という。第1・第2および第3中足骨はそれぞれ内側・中間および外側楔状骨の遠位に、第4および第5中足骨は立方骨の遠位にある。長さは中手骨より長い。第1中足骨が最も短く、第2中足骨が最も長い。第3・第4および第5中足骨の順に短くなる。おのおのの中足骨を近位端の底、中央部の体、遠位端の頭に分ける。底は太く厚く、第1・第2および第3中足骨にはそれぞれ内側・中間および外側楔状骨に対する、第4と第5中足骨には立方骨に対する関節面がある。第1中足骨を除く中足骨と足根骨の関節を連ねる線は、内側前方から外側後方へ走る。第2・第3・第4および第5中足骨底では相対する側面に関節面があるが、第1中足骨底にはない。また第2中足骨底の側面には内側および外側楔状骨に対する関節面がある。第1中足骨底の足底面に第1中足骨粗面がある。第5中足骨底の外側は強く張り出して第5中足骨粗面をなし、皮下で触知できる。体は不正三角柱で、第1中足骨では太いが、他は左右から圧迫された形をし、頭へいくほど細くなる。また長軸方向で背側に凸弯している。頭は側面を切り取った球状で、細い頚部がある。頭の足底面には内および外側に、それぞれちいさな隆起がある。
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| Basis ossis metatarsi(中足骨底)Base of metatarsal ちゅうそくこつてい [TA: A02.5.17.002] Feneis: 052 18 |
中足骨底には足根に対する関節面があるが、その輪郭は第2・第3・第5中足骨では三角形、第4中足骨では四角形、第1中足骨ではソラマメ形ないし腎臓形である。中足骨底は一般に太く厚く、その後面には第1中足骨では内側楔状骨に対する横楕円形の関節面があり、第2、第3、中足骨では足底側に尖った3角形、第4中足骨では4角形、第5中足骨では外側に尖った3角形の関節面がある。第2〜5中足骨底の互いに相対する面に小さい関節面を見る。
| Corpus ossis metatarsi(中足骨体)Shaft of metatarsal ちゅうそくこつたい [TA: A02.5.17.003] Feneis: 052 19 |
中足骨体は不正三角柱状で足底に向かって少し弯曲する。中足骨体は中足骨底より細いので、隣り合う中足骨体間に中足骨間隙(背側および底側骨間筋がこれをみたす)がある。
| Caput ossis metatarsi(中足骨頭)Head of metatarsal ちゅうそくこつとう [TA: A02.5.17.004] Feneis: 052 20 |
中足骨頭には趾骨に対するほぼ球状の関節面をそなえ、細い頚部に連なる。その両端は削り落とされたような形をしている。第1中足骨頭の下面に1対の種子骨を見る。
| Tuberositas ossis metatarsi primi [I](第一中足骨粗面)Tuberosity of first metatarsal bone [I] だいいちちゅうそくこつそめん [TA: A02.5.17.005] Feneis: 052 21 |
第1中足骨底の足底縁の外側部には第1中足骨粗面(前脛骨筋と長腓骨筋の着く所)がある。
| Tuberositas ossis metatarsi quinti [V](第五中足骨粗面)Tuberosity of fifth metatarsal bone [V] だいごちゅうそくこつそめん [TA: A02.5.17.006] Feneis: 052 22 |
第5中足骨底の外側には第5中足骨粗面(短腓骨筋の着くところ)があり、体表から骨の突起として触れる。これが独立した小骨(Vesaliusの骨)となることがある。

最終更新日:2002年09月13日