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生殖外来

初診の診察を終えた不妊症の患者様は、以後原則的に各種不妊検査を受けていただき、その結果を踏まえ治療方針を決定してまいります。不妊症検査は月経周期に応じて検査すべき時期が限られているものがほとんどです。この時月経が予定通りに来るとは限らないため、検査の性質上予約することが困難であり、患者様の判断で適切な時期に予約外で受診していただく検査もあります。したがって検査内容・検査の意味・施行時期・検査場所を事前に理解していただく必要があります。当科では不妊一般検査を実施する前に不妊学級という講義を必ず受講していただいております。不妊学級受講後から不妊症一般検査がスタートします。

検査終了後に治療方針が決定されますが、明らかな異常を確認できない場合などは排卵時期を推定し夫婦生活をもっていただくタイミング療法をとることが多いです。その後タイミングが合っているにもかかわらず妊娠しない場合は、不妊一般検査で検出できない不妊の原因があることが多いので、治療法をステップ・アップする必要があります。その治療法として当科では、人工授精(AIH)、洗浄人工授精、子宮鏡下卵管内人工授精、体外受精、顕微授精 などの方法が可能です。また子宮筋腫などの腫瘍が不妊の要因の一つとして問題となる場合は、手術により得られる治療効果とマイナス点とを評価した上で内視鏡手術を選択することがあります。

注1)不妊症の患者様は不妊症の検査・治療を行っていくことになりますが、当院の外来の表示において不妊症外来や生殖外来という表記はありません。産科12番生殖初診外来受診以後、不妊症関連の検査室として12番・17番・18番いずれかの診察室において検査・治療が進められます。

注2)不妊症の検査は、初診外来を受診された以後に開始されます。また診療時間外に不妊症検査を施行することはできません。